映画「ザ・フレーム」
最近、映画「ザ・フレーム」を観ました。
２０１４年の作品で、あまり話題にならなかった
地味な映画です。
アマゾンプライムの方は、プライムビデオで
見ることができます。
ストーリーは、裏の世界で働く、アレックス（男優）と
救命士のサム（女優）は幼い頃のトラウマがあり
孤独な人生を送っていました。
それぞれの人生をテレビドラマとして、お互い、
見ていますが、それが実際の人生であり、それが
現実ではないと思っていました。
しかしある時、テレビ越しにお互いが話せること
がわかりますが、最初は戸惑います。でも実際に
会おうということになりますが、住んでいる次元が
違うのか会うことができません。
「見えない高次の存在」
前半は物語風で、ちょっと意味が解らない所が
ありますが、後半からラストにかけて、息をのむ
展開となります。
ネタばれになってしまいますが、自分たちの人生は
どうやら、誰かによって書かれたシナリオであると
わかります。そしてそのシナリオを書き直すと
現実も変わる。
もし、私達の人生が誰かの書いたシナリオに翻弄
される人生だったら？
あなたなら、どうしますか？
ちょっと、むなしい感じの映画ですが、最後のシーンで
希望もあります。
最後の最後まで、悲惨な人生の主人公でしたが、
限界まで言った時に奇跡が起こります。
それは主人公が悟りを開いたような姿にもみえます。
高次の存在は確かに存在すると思いますが、それが
私達になにを言わんとしているものは、自分の力では
どうにもならないものが存在して、その力に逆らう
ことなく、身を任せればうまくいくと言っている
ような気がします。
